今月号では、賃貸シーズンに取るべき対策の再確認をしてみましょう
近年は、賃貸シーズン(1月~3月)に空室が埋まらなければ、1年間空室が続く傾向が強くなって来ました。
従って、今シーズン中には空室を必ず埋める必要が有ります。
なぜ空室の入居者が決まらないのかを十分検証し早期に対策を打ちましょう。
【空室の続く原因の検証をしましょう】
オーナー様の物件に案内が入っているのか、入っていないのかによって対策が変わります。案内が有るのかないのかの確認が出来る様にしておきましよう。
検証Ⅰ:案内が少ないか、全く入らない場合は
案内が少ない場合は上記項目を一度見直して下さい。
検証Ⅱ:案内は入るが、なかなか決まらない場合は
ネットの図面・写真、賃貸仲介業者で紹介された図面等々と実際に部屋を見た感じが違っていた場合は決まりにくい事が多い。
案内は入るがなかなか決まらない場合は上記を一度見直してみて下さい。
【賃貸シーズンに向けた対策】
賃貸シーズンに突入するに当たり、上記検証結果に基づき対策を立てましょう。
以上を一度再確認頂き、問題があれば対応する必要があります。来シーズンに向けオーナー様のお部屋が、是非満室になるように頑張りましょう。
【最新のニュースをお伝えします】
観光立国を目指す日本国は「観光立国推進閣僚会議」において2020年を目途に訪日外国人を現状の倍の2千万人にするとの事で色々な対策が打たれております。ビザの緩和、免税店の増加、滞在期間の延長制度新設、地方空港対策、観光バス不足対策、羽田増便、LCC強化、等々の施策です。その結果
本年1月~10月で訪日客1100万人に達し前年比27%増となっている。
一方京都市においても、景観条例を強化し建物の高さ、屋外広告物等の規制策を取って、京都の歴史的な景観保全強化を図ってきた。その事は訪日客を京都に取り込む事を目指すものである。
大阪ではUSJ「ハリポタ」が大ブームとなっておりますが、京都でも「映画村再興」「3大祭りの強化」「花街の見直し」「ホテル旅館の誘致」「四条通り歩道の拡幅」等々の施策を行っており、神社仏閣、世界遺産、歴史的建造物の多い京都は絶好の観光都市となることは明白である。
京都市では、観光消費を2020年に1兆円を目指している。観光関連業界は今後の成長産業となり得ると思われます。
京都は観光客が増加することは確実ですが、受け入れ態勢が整っていないのは事実です。世界的な名門ホテルも京都進出を予定しておりますが、今後の新規建設は場所がなく、観光客受け入れの為の宿泊施設増加が厳しい状況です。
現在京町家を旅館に変身させたり、空き家、賃貸マンションの空き部屋を宿泊施設にして外国人観光客の受け入れに対応しようとしております。
その様な状況下、以前にも紹介致しましたが、アメリカの「宿泊革命」を世界的に広めた米ベンチャー「airbnb(エアビーアンドビー)」が日本に進出しようとしております。当社は世界大手ホテルチェーン「インターコンチネンタル、ヒルトン、マリオット、ウィンダムに次ぐ5位の集客を誇る会社である。CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)と旅行事業で提携し、業界の風雲児は次の照準を日本に定めております。
今後我々の、賃貸業界も空室対策の最善策になることは確実です。今後弊社でも本事業に関わって行く予定でおります。ご期待下さい。
とまとハウス 代表者 粟野 則夫
宅地建物取引主任者・不動産コンサルタント技能者
ファイナンシャルプランナー・賃貸不動産経営管理士
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