(17年11月号)
秋も深まり、紅葉の見ごろとなってきました、京都は見所が多く案外地元に住んでいるものが見ていない場所もあるようです、一度出かけてみては!!
さて、11月号では家主さまの悩みについて考えて行きましょう。
「家主様の悩み」
「建築会社の勧めでマンションを建てたけれど入居者が集まらなくて困っている・・・」「老後の安定した収入を得るためにマンション経営を始めたけれど、部屋が埋まらず、資金計画に支障が出てきた・・」「水廻り、騒音、ゴミなどの苦情が次々と舞い込みヘトヘトだ・・」「家賃の支払わない入居者への督促で精神的にまいっている・・」「退去の際、敷金精算問題でもめる事が多くなってきた・・」「入居斡旋の際、不動産業者が広告料のUPを言ってきている・・」「建物の老朽化に伴い家賃が下って来た・・」等々、悩みには枚挙に暇がない程出てきます。
私どもも、家主さまの悩みを聞く度に心が痛む思いであります。
家主さまの悩みは、大きく分けて下記の3つに分けられます。
1) 入居率の心配
2) 建物維持管理の問題
3) 入居者に対する対応の問題
「悩みの解消へ」
1) 入居率の問題は、収益の増加に繋がりますので最大の関心ごとであると思われますが、対処法としては、物を販売するのと同様に需要と供によって決まります。入居希望者の考える良い物件とは、家賃以上に物件の質が高いと言うことであり、入居募集条件の設定が課題であります。
賃貸住宅物件決定のシーズンは1月~3月の3ヶ月間で60~70%と高くその期間に満室にする必要があります、入居者の問合せの数を見ながらこまめに入居条件を変える必要があり、それを知っているのは客付業者です、よく状況を聞きながら対応する必要があるようです。
又、問合せを増やすのは、いかに多くの顧客に物件情報を見てもらえるかが問題であり、情報発信の数の問題であります、いかに多くの業者に行き渡らせるかであります、又近年はインターネットの進展により顧客に直接情報提供できます、顧客の見に来る数の多いサイトの1番~5番程度までに登録すれば絶大です。
斡旋に関するノウハウを書けば切がありませんので次回以降に機会があれば掲載したいと思います。
2) 建物維持管理の問題は、10年程度までは問題がありませんが15年を超える頃から次から次へと、改修、取替え等が発生します。
日ごろからこまめに手を入れる事が最大の対策です。
3) 入居者に対する対応は、人間対人間の問題であり、感情的になるケース
もあります、日ごろから良い人間関係を築く事が大切です。
今回は紙面に限りがあり、深い内容にならなかった事をお許し下さい。次回よりはもう少し絞り込んだテーマで記載したいと思います。
今後も皆様方のお役に立てる情報をお届け致します。
とまとハウス 代表者 粟野 則夫
宅地建物取引主任者・不動産コンサルタント技能者
ファイナンシャルプランナー・賃貸不動産経営管理士
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