(19年2月号) 第27号
今年の冬は大変に暖かい冬となりました、地球の温暖化の影響でしょうか? そうであれば、一人ひとりが省エネに協力する必要があるようです。
ウエブ2.0革命が起きると言われてるが何のこと?
不動産業界は、いち早くインターネットの影響を受け今やネットを避けて通ることが出来ない時代に突入しております。
IT革命は、効率化、合理化、コスト削減を実現してきました。
しかし、今後起こる「ウエブ2.0革命」は、「IT革命」とは違います、ITはテクノロジー(技術革命)であり、ウエブは情報革命である事が違う点です。
即ちIT(情報技術)を使って情報革命が起こると言うことであり、その情報革命は短期間に世の中を大きく変えることになります。
ドッグイヤー(1年が7倍の速さ)と言われて間もありませんが、いまやマウスイヤー(18倍)の速さで時代が過ぎると言われており、過去の1年が今や18年に匹敵する速さで時代が変わろうとしております。
この革命は、あっと言う間に、社会の仕組みを根底から大きく変える事とになるでしょう。
世の中がどのように変わるの?
具体的には、企業から消費者、官庁から生活者、経営者から社員に主役が移ることになります。即ち組織から個人に主役が移ります。
無数の個人がネットワークでつながりコミュニティを形成し、個々の考え方が機軸となりネットを通じて行動し始める時代が始まります。
無数の個人とは、短期間にネットワークで繋がった何十万人の個人であります。
今や、ネット上には無数のブログが存在します、インターネットを使われている方の多くは自分のブログをお持ちです。そのブログを使い個々のメッセージをネット上に公開し意見を述べ合っておられます。そのブログは急速に増加しており、今後も世界中で増え続け、個を主張する人々が増えることとなるでしょう。その理由は、インターネットに入るゲートウエイ(入り口)はパソコンが主流であったが、今後は携帯、自動車、家電が主流になり誰でも使えるようになります。又ブロードバンドの進化による、文字のみの情報ではなく映像、音声による情報発信が可能となり、今以上に飛躍的にネット人口が増加することとなるでしょう。
電車男をイメージしよう?
電車男のドラマを見られた方も多いことでしょう、あの電車男は秋葉原のオタク人間で、恋には縁遠い人間であったが、ネット上に電車で出会った憧れの人がおり恋人にしたい気持ちを公開したところ、それを見た多くの共感者がネット上で恋のアドバイスを行い、それを実践した電車男はついに恋を成就する話です。
今後は個人集団(コニュニティ)が個々の生活視点から発想した商品開発案を生産者に提供し、生産者はこれを実現して行く。今の全く逆の発想が必要であり、常識が非常意識になる時期が近いようです。
そのことは、個人が主役の時代となることを示唆しているようです。
今後も皆様方のお役に立てる情報をお届け致します。
とまとハウス 代表者 粟野 則夫
宅地建物取引主任者・不動産コンサルタント技能者
ファイナンシャルプランナー・賃貸不動産経営管理士
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