(平成20年8月号) 第44号
京都では7月全ての日が夏日でした、猛暑が続いており睡眠不足で身体の調子がおかしくなりそうです?
こんな時こそよく眠り、よく食べる事が大切です。
今月号は、顧客ニーズの多様化が進み、多種のコンセプト賃貸物件の登場についてご報告申しあげます。
現在の賃貸住宅市場は、供給過多による空室の増加等の要因で大変厳しい状況にあります。又顧客ニーズは多様化し多岐にわたる要望が増加する一方です。
今後このニーズに答えるため「新たな貸し方」を開発し、一般的な賃貸住宅から高度な専用住宅へと変貌させる必要があります。以降に現状をご報告申しあげ、ご参考にして頂ければ幸いです。
現在「新たな貸し方」のマンションが登場しております?
マンスリーマンション⇒出張等の長期滞在型家具付きマンション
ゲストハウス ⇒生活設備の一部を共同使用して、コミュニティライフを楽しむシェア住居(外国人が多い)
ソーシャルアパートメント⇒ゲストハウス同様ですが、個室は最小限に、コミュニティ空間は充実した物件
ペット共生型 ⇒ペットと住めるマンションン
高齢者住宅 ⇒高齢者専用住宅として運用
ガレージハウス ⇒車愛好者用、ガレージ建物付き賃貸住宅
超高級賃貸住宅 ⇒外資系社員、高額所得者をターゲットの賃貸住宅
シェア住宅 ⇒一戸を何人かで同居するタイプ
SOHO住宅 ⇒自宅に小さなオフィスが付いている賃貸住宅
その他多くの種類の賃貸マンションが市場に登場してきております、今後も新たなコンセプトマンションが市場に出てくるものと思われます。
今後の対応について
「ブランド」と言えばルイヴィトン・・を思い浮かべますが、他社と商品・サービス等々の差別化が図られている事であります。
我々にとって縁遠いと思われがちですが、要は【他とは違う価値あるもの】と思えば、我々にとっても身近に感じるのではないでしょうか?
今後の賃貸市場もご他聞に漏れず、多様化するニーズに対応する為には、賃貸物件を他にない差別化した物件に仕上げる事が稼働率UPの要諦ではないでしょうか?
ある人は「ホビールーム」に使いたいが・・・多くの要望があります、それに答えるためには賃貸住宅の企画運営をより専門化する必要があります。
現在は賃貸物件の供給過多の時代、空室も増加の一方ですが、現状はまだまだ商品価値のある賃貸建物は少ないように思われます。
今後は益々「借り手」有利の時代が進展します、概念にとらわれない新たな発想で、賃貸需要を掘り起こす事が重要です。
今後も皆様方のお役に立てる情報をお届け致します。
とまとハウス 代表者 粟野 則夫
宅地建物取引主任者・不動産コンサルタント技能者
ファイナンシャルプランナー・賃貸不動産経営管理士
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