(18年2月号)
2月に入り相変わらずの厳冬が続いております、又「インフルエンザ」も猛威を振るっており、健康には十分に注意しましょう。
今現在は「お部屋探し」のシーズン真最中の時期であります。多くの方がこのシーズンに契約をされることになります。
入居率を上げるのはこのシーズンを逃すことは出来ません。
今月号は、この時期に如何に満室にするかのテクニックを弊社の管理物件での事例を通じご紹介いたします。
※ 弊社の事例
事例物件
10数年前より空室の多い物件で、弊社に管理物件としてお預かりしたのが平成17年11月であります。
家賃が共益費込みで37千円、部屋が6畳、UBタイプ、築年数が20年以上、丹波橋駅より徒歩4分~5分の物件でした。
部屋数20室で、2室のみ入居されておりました。
部屋は入居が決定してから、改装渡しの条件で募集されておりました。
弊社が管理物件としてお預かりし募集条件の設定を行う
平成17年11月に弊社が管理預かり、家主様にご提案し、条件等の相談をいたしました結果、家賃29千円、共益費3千円、礼金、敷金なし、契約期間2年、更新料1ヶ月、先に部屋の改装工事をして頂く事でご了解を頂きました。
但し、保証金が無いリスクを避ける為、賃貸保証会社の保証を条件にいたしました。又家賃滞納リスクを避ける為に保証会社の家賃収納業務を条件にカード会社の自動振り替えを条件といたしました。
リスクヘッジ
1年以内の退去の場合のリスク対応で、解約違約金の発生条件と致しました。
家賃の滞納リスクはカード会社の自動振替と保証会社の保証で「リスクゼロ」
退去時の原状回復費用も保証会社の保証で「リスクゼロ」
となり、上記のような条件が可能となりました。
入居者にとって
入居者にとっては、当初の一時金が不要で、最初の先払家賃、火災保険料、仲介手数料のみで入居が出来る点、家賃が2万円台、であり入居し易い点で入居者が見向きもしなかった物件が、一躍人気物件となりました。
結果として
空室18室の内、11月2室、12月4室、1月6室、計12室が契約となりました。
残り空室6室ですが、2月、3月では満室確実の状況です。
入居者も、大手社員、立命、教育大等の学生さまでの入居が半数を占め良い方の入居が案外多い印象を受けております。
以上、ご参考にされ今後の賃貸経営に活かして頂ければと思います。
私どもも、常に顧客ニーズを注視し家主様よりお預かりいたしました大切なお部屋の稼働率を上げるべく全力をあげております。
今後とも、何卒宜しくお願いを申し上げます。
今後も皆様方のお役に立てる情報をお届け致します。
とまとハウス 代表者 粟野 則夫
宅地建物取引主任者・不動産コンサルタント技能者
ファイナンシャルプランナー・賃貸不動産経営管理士
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